現在メインに使っているDellのデスクトップ型パソコンDIMENSION 9200CはUSBブートをサポートしているが、ノートのCompaq Evo N1020Vは古いパソコンなのでUSBデバイスからのブートをサポートしていません。その反面、FDドライブを装備しているので、これを利用してUSBブートが出来ないか調べたら、その方法があったので、実際に試して見ました。
そのソフトはPLoP BootManagerと言うフリーソフトで、このPLoP Boot ManagerのイメージファイルをFDやCDに別の特殊な書き込みソフトを使ってコピーすれば、FDやCDから起動し、USBメモリからのブートが可能になると言うものです。
手順:(WindowsユーザーがUbuntu,Knoppix等のUSBメモリタイプをブートする場合)
(1)このページから、「plpbt-5.0.3.zip 2009-03-28 PLoP Boot Manager 5.0.3 (stable)」をダウンロード
(2)PLoP Boot Manager 5.0.3を解凍
※installフォルダはパソコンのハードディスクにインストールするときのファイル
(3)「RawWrite for Windows」にアクセスし、rawritewin-0.7.zipをダウンロード
「PLoP BootManager」ページに書いてある「Windows: Write the disk image with the program rawwritewin to the floppy disk」のソフトはVer.0.3のものでした。
(4)rawritewin-0.7.zipを解凍
(5)フォーマット済みのFDをFDドライブに入れ、rawwritewin.exeを起動
(6)「Image file」にplpbt.img(1,440KB)を参照から選択したら「Write」をクリック
(7)書き込み成功画面と書き込みが終ったFDの中身
(8) BIOSのブート順序でFDがHDの上位にある事を確認後、FDとUSBメモリを挿入して起動
(9)起動メニューが表示されたら「USB」を選択してEnter
(10)KNOPPIXとUBUNTUの起動画面
・KNOPPIX 5.3 USBメモリ版(1GBのUSBメモリ)
・UBUNTU 8.10 USBメモリ版(4GBのUSBメモリ、デスクトップ背景画は変更しています)
※上のノートパソコンはCOMPAQ EVO N1020V(Windows XP Home Professional、Pentium4 2.2GHz、メモリ512MB、2004年購入)
※連続して別なOSのUSBメモリを挿して起動すると新しいUSBメモリを認識しないのか起動せず。ここで一度、電源をOFFにしてから、やるとOKであった。こう言うことが起きても、オリジナルのWindowsが変になる事はなかった。
※FDDが無くCD起動からUSBメモリブートをやりたい時はplpbt.isoをCD-Rに焼いてから行なう。
→「PLoP BootManager」ページの「Run from CD with an ISO file」の項参照
※起動途中で止まる可能性がある事を想定してやる必要あり。
※このソフトが動作しなかった古いパソコン
・EPSON ENDEAVOR AT-550L(Windows 98、1998年購入、デスクトップ パソコン)
・SONY VAIO PCG-946B(Windows Me、2001年購入、ノート パソコン)